マルシェ
街歩き美味しいツアー

街歩き美味しいツアー

 

しんゆり(新百合ケ丘)には、他地域に比較して、美味しいスイーツの店やレストランが数多くあるにもかかわらず、他地域の人々だけでなく地域の人にも知られていないことが多い。これら、個性や魅力のあるお店をより多くの人々に知ってもらい、しんゆりの街が〈おしゃれ、楽しい、かっこいい〉といったイメージを、定着させ、「しんゆりに住んでみたい」「しんゆりに遊びに行こう」という意識を生み出す仕掛けとして「しんゆり街歩き美味しいツアー」を実施した。

 

①訪問店舗:4箇所

美味しいお店の由縁、コンセプト、特徴、店造りの方針などをシェフよりお店にて語っていただいた。

リリエンベルグ(スイーツ)、 田園ポテト(スイーツ)、 しょうが(レストラン)、 シェゆりの(レストラン)

 

②大学生ガイド 3名

大学の学生3名が、ツアーのボランティア・ガイドとなり参加者を案内する。ガイドは、ツアーに先立ち、訪問先店舗について、歩きながら簡単な紹介をする。

 

③費用: 茶菓代金実費のみ 1人1500円

 

④ツアー参加者 : 一般住民の方 12名  (麻生区内 7名、 麻生区外 5名)

 


 

訪問記: リリエンベルグ 

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シェフ:横溝春雄さん
 
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おとぎ話のようなお店の外観

素材の味を大切にする

 

<愛され続けるリリエンベルク>

 

リリエンベルグはドイツ語で「百合の丘」という意味で、1988年に誕生して以来、27年間新百合ヶ丘で愛され続けている洋菓子店だ。

今回お話して頂いたシェフの横溝春雄さんは、お菓子作りをしているうえで楽しいことは、農家の方とのお付き合いやおいしい食材との出会いであり、何よりも意識されていることは、素材の味を大切にすることだと語る。そんなリリエンベルグでは、常に作り立てで大人から子供まで、誰もが食べたときに温かみを感じる ぬくもりのあるデザインのお菓子たちが並んでいる。

 

<感謝の気持ちを忘れずに>

シェフの横溝さんはお客様、従業員、業者の方々の全てをとても大事にされている。お客様には来てくださること、従業員の方には働いてもらっているということへの感謝の気持ちを欠かすことがないと言われる。この気持ちが出来上がったお菓子の中にだけでなく、それを取り巻く人間関係にも行き渡っている。

 

 

 

 

 


 

訪問記: 田園ポテト

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シェフ:加藤友康さん

非日常空間を体験する

 

<世界を見てこそ見つけたお菓子作りの道>

 

田園ポテトが新百合ヶ丘に誕生したのは7年前だ。

修業時代は朝4時から夜12時まで働き続けた。修業する中で自分より優れた人を見ると追いつけるかどうかと不安になった時期もあったという。そんな時加藤さんは一人旅に出て世界中をまわり、多くのものを見て、世界にはおいしい食べ物がたくさんあることに気が付いたという。一人旅に出てお菓子作りにより強い意欲をもってお店を開き、いまでは田園ポテトとしてモンドセレクションも受賞するほどのお店へと成長した。

 

<好きなものにが生み出すこだわりの空間>

「食事がおいしいことは当たり前である。」そう語る加藤さんは、空間コーディネートについて学ばれていたこともあり、店内の雰囲気、空間が食事に付加価値を与えるものであると考えているそうだ。田園ポテトのコンセプトは非日常空間。あえて時計を置かないことで、時間を気にせずくつろぐことができる空間になっている。また内装は、家具から食器、メニューにいたるまですべて加藤さんの趣味でそろえられている。このお店には加藤さんのお好きなものが詰まった店内になっている。お店を訪れる際は、食事だけでなく店内のデザインや家具そしてメニューまでありとあらゆる演出に注目してほしい。

 

 

 


 

訪問記: しょうが

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シェフ:森島土紀子さん
 
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女性をターゲットにした明るい店内

生姜は生活の隠し味

 

<「しょうが」の成り立ち>

「しょうが」はもともと25年前に飲食店ではなく、「仕事着屋しょうが」として経営していた。当時は、レジが間に合わないほど繁盛したが、周辺に商業施設が建設されてから、客が激減した。それでもやめることなく、半分を得意の料理を活かしたしょうが料理屋にして経営を再スタートした。しょうが料理屋は、日本でひとつしかなく珍しいとマスコミが殺到し、TV番組では新百合ヶ丘の飲食店1位に選ばれた。お客は増え続け、今では「しょうが」を3店舗かまえるまでになったという。各店舗ともにターゲットが異にし、メニューや内装までもが異なるものにされている。

 

 

<毎日生姜に囲まれて>

「しょうが」という店名の由来は、森島さんが一番大事なものを考えたときに思いついたのが生姜だったからである。日々の生活のどこかに生姜を取り入れることで、心も体もぽかぽかになるということであった。森島さんは、生姜を料理に使用するだけでなく、手作りの生姜の皮を使ったアクセサリーを身に着けたり、店内の照明なども生姜をイメージし手作りしているという。とくに照明は手作りのため、一つ一つ微妙に光の加減が異なり、夜は更に美しく光るそうだ。森島さんは「生姜は生活の隠し味だ」と嬉しそうに語る。

 

 

 

 

 


 

訪問記: シェゆりの

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シェフ:井上英之さん

地域密着型ホテル

 

<地元の人のために>

今年で18年目となるホテル開業のきっかけは、土地・建物のオーナーの方が街のために役立つ施設を建設したいと願い、ホテルをつくり、そこにレストランの「シェゆりの」を開業した。OPAという大型商業施設のなかに様々な店舗が備わる中、上の階にホテルを設けることで、宴会や宿泊の利用だけでなく、館内で買い物をしたあとに「シェゆりの」を利用するという新しい形を追求。目指すものは、地域密着型ホテルとしてより多くの地域の方々が親しみやすく楽しめる場にすることだそうだ。

 

<お客様に寄り添って>

最初の1年目はお客様がどういった形でこのホテルを求めているのか、どういう思考でいらっしゃっているのか、なにを求められているのかということを探ることが第一の仕事であった。時を重ねることで、だんだんと多く来店される年齢層もわかるようになった。そこで、来店率の高い女性を意識したメニューづくり・環境づくりを徹底している。現在「シェゆりの」はフレンチダイニングとうたっているが、欧風的な料理を主に提供している。理由としては女性を意識し、素材の持ち味を生かしたさっぱりとしたものということに重点を置いているからである。また、スタッフはお客様の気持ちを常に考えることをモットーとし、お客様とのコミュニケーションを大事にしている。

 

 

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